勉強法にはたくさんのスタイルがあるが、何が正しいかの正解はないが、様々な勉強法を知ることができれば、選択肢は広がる。その中で自分に合った勉強スタイルを見つけることがポイントである。
多くの有名人は努力を重ねた結果、栄光を得ていて、見習うべき所は多くある。
そんな凄い人たちの勉強法をチェックしてみよう。
目次
有名人の勉強法
和田秀樹
大阪府出身の受験アドバイザーであり、医師・評論家・作家としての側面も持つ。灘中・灘高校出身の、東大理Ⅲ類出身の超エリート。だが、学生時代は、いじめ経験・落ちこぼれ経験など様々な挫折を味わい、独自の勉強法を開発。さらに、「経営者の大罪」や「受験は要領」といった、様々なベストセラー本を出版。
和田秀樹の勉強法について
賛否両論ある、かなり独特な勉強方法である。
- 難しいものから順に塗絵のように解いていけばいつの間にか基礎ができている塗絵式勉強法
- 志望校の合格最低点をクリアする
- 解法を丸々写したように暗記する解法暗記
- 英語の勉強は、長文・例文をひたすら読んで暗記する
本居宣長
江戸時代の国語学者であり、「古事記伝」を注釈し、国学を大成させた人間。国学四大人である、荷田春満・賀茂真淵・本居宣長・平田篤胤の四人の一人。日本史の勉強をしていても登場する人物。
本居宣長の勉強法
初心者に対しての心構え・学問に対する心構えを示している。
- 初心者は分からなくて当然。初めて読む本はパラパラと読めばいい。
- 学問は、どのような方法であってもとにかく継続して行うべき。入門書「うい山ぶみ」より。
- 自分の好きなことを好きなようにやる、学問を好きになるべき。
本田圭佑
現在、ACミラン(イタリア)に在籍している、現役サッカー選手。星稜高校出身・名古屋グランパス、VVVフェンロ(オランダ)、CSKAモスクワ(ロシア)を経て、2014年1月3日からACミラン(イタリア)に加入。サッカーエリートのように見えるが、ガンバ大阪ユースに落ちてしまった経験がある。
本田圭佑の勉強法
勉強方法だけではなく、性格面でも見習うべきところが多くある。スポーツだけではなく、社会に出ても生かすことができる。
- 英会話では失敗を恐れずに、恥ずかしがらずに、声を張る。
- 簡単な英文、短文を組み合わせて文章を作る。
- 現地で英語を学び、英語に普段からふれてヒアリング能力を高める。
- 有言実行タイプで、何事も努力をして一生懸命取り組む。
- 自分の立てた目標に向けて、挫折しても自分を追い込む。
本田直之
レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役であり、1年の半分をハワイで過ごす異色の経営者。ロングヘアーの黒髪でサーフィンやトライアスロンをたしなむ。ビジネスでも、時間配分に特化した考え方を持っている。
本田直之の勉強法
「いかに時間を有効に使うか」ということに、着目している。タイムイズマネーであり、時間は有限であり、配分やペースを考える。
- 通学途中の時間に勉強をする、二毛作タイムを作る。
- 教えてもらうだけではなく、見て盗むという勉強。
- 夜に暗記する時間を作る、繰り返し脳に焼き付ける。
- 1冊の参考書を必ず3回繰り返し、記憶しづらいものにマーカーなどで記しをつけて抽出するレバレッジ記憶法。
- 試験開始1、2分は問題を見る・最後に見直し時間を残すなど、試験中も時間配分をしっかりする。
高学歴芸人の勉強法
高学歴芸人は多く、今やコメンテーター・クイズ番組などひっぱりだこである。アメトークでも、勉強大好き芸人など、特集が組まれているほどである。ここでは、ロザン宇治原とオリラジあっちゃんの勉強法を紹介していく。
ロザン宇治原
京都大学卒業後にお笑い芸人になった。数々のクイズ番組で優勝し、殿堂入りした経験ももつ。高校時代から成績は優秀であり、得意なバスケットを生かし、運動と勉強を組み合わせた方法を開発。高学歴芸人としての基礎を作った一人である。
ロザン宇治原の勉強法
幼い頃から勉強はおもしろいものだと、家庭で教育された。母親とも、勉強を遊びのように、先生ごっこをしていた。
- 長期的短期的に細かく、勉強や行動の計画を立てる。
- 教科書は全て大事な箇所なので、線を引かない
- 英文は単語で覚えるのではなく、長文例文を暗記する。
- 歴史はひと続きの物語やドラマだと思えば、登場人物や関係性、出来事を自然に覚えることができる。
- 軽い運動をしながら学習を行うことで脳を活性化させることができる。
- 自分にあった、勉強の姿勢をしっかり考える。
オリラジあっちゃん
オリラジあっちゃんこと、オリエンタルラジオのボケ担当中田敦彦さん。慶應義塾大学経済学部卒業、在学中から芸能活動にいそしむ。その後、芸能活動が忙しく2度留年。コメンテーターとしても、情報番組でも活躍している。
オリラジあっちゃんの勉強法
ロザン宇治原と似ているポイントが多くある。紙の辞書を必ず使う・自分の知識を録音するなど、中田独自の方法も多くある。
- 一冊で全ての知識を網羅できないため、薄い問題集を何冊もする。
- 午前3時~6時までの誘惑の少ない時間に勉強する。
- 重要な部分・大事な部分を小さな紙に書き詰めるなど、カンニングペーパーを作る。
- 違う科目を勉強して、リフレッシュする時間(味変え時間)を作る
- 日本史の登場人物はアイドルだと思い、推しメンを作る。
- 電子辞書を使わずに、紙の辞書を使用する。印をつけて、苦手な部分をノートに書き出し、苦手単語集を作る。
- 音読とジェスチャーを組み合わせて、体を動かしながら覚える
- 知識をインプットしたら、誰かに教える・自分の知識を録音するなど、アウトプットを行う。