オリエンタルラジオのあっちゃんこと中田敦彦には様々イメージがある。
「お笑い芸人」「パーフェクトヒューマン」「イクメン」「コメンテーター」などなど。
このように、中田敦彦が大活躍できている根底には、「勉強」がある。
慶応大学に現役合格し、学生時代からお笑い芸人として活躍していたあっちゃん。
彼の勉強方法は独特ではあるが、実践できるものも多くある。
ここでは、あっちゃんの生い立ちや勉強方法などを紹介していくので、是非参考にしてほしい。
目次
オリラジあっちゃんはどんな人?
お笑いコンビのオリエンタルラジオとして大活躍のあっちゃんこと中田敦彦さん(以下敬称略)。
今は、お笑い芸人としてだけでなく、パーフェクトヒューマンでお馴染みのアーティストRADIO FISHとしても大活躍だ。
昨年は紅白歌合戦にも出演し、活動の幅を広げている。
お笑い芸人になるまでの生い立ち
1982年9月27日大阪府生まれ山口県で育ち小学校の時に、東京へ引っ越した。
慶應義塾大学経済学部に進学し、バイト先で知り合った相方藤森慎吾さん(以下敬称略)とともに、お笑いコンビオリエンタルラジオを結成。
藤森も明治大学卒業と高学歴である。
武勇伝ネタで、独特のダンスとリズムで大ヒット。
吉本興業に所属しており、デビュー三年目でレギュラー番組10本も獲得した。
膨大な知識量とキレのあるトークで、司会・コメンテーターとしても大活躍。
オリエンタルラジオでは、ボケ担当であり相方の藤森はツッコミである。
NSC(吉本総合芸能学院)に在籍しながら、M-1グランプリで準決勝に進出したという実力の持ち主である。
ネタ作りは基本的に中田が行っており、芸能活動も多忙を極めていた。
そのため、大学を2度留年し、6年かけて卒業している。
武勇伝ネタでブレイクを果たした後、相次いでレギュラー番組が終了したり、同期の芸人たちの活躍に押され、影を潜めていく。
ちなみに同期の芸人は、トレンディエンジェル・はんにゃ・フルーツポンチなどがいる。
しかしその後、アメトークの勉強大好き芸人に出演するなど、高学歴芸人としてクイズ番組で大活躍。
京都大学卒業のロザン・宇治原や東京大学卒業の田畑藤本・藤本と比較されることが多い。
いまだにクイズ番組に向けて勉強をしたり、知識を深めている。
そんな彼の勉強方法はどのようなものなのか?
オリラジあっちゃんの勉強法は?
薄い問題集を何冊もする
教科書を丸暗記する、一つの問題集を徹底的に取り組む、様々な勉強方法がある。
中田の勉強方法は、薄い問題集を何冊も買い、色々な種類の問題を解いた。
中田は、1つの本で全ての教科範囲を網羅できるような問題集は作れないと考え、この方法にした。
さらに、一冊終わるペースも早く、達成感を得ることができる。
確かに、1つの問題集を解き続けることで、問題と答えをセットで覚えてしまい、応用問題や問題の出題方法が変わった場合、答えることができない可能性がある。
様々な問題形式に触れることで、どんな出題方法のテストでも対応できる。
夜9時に寝て、深夜3時に起きる
24時間の内、どれほど勉強時間にさけるか。
一日中受験勉強ができる人はほとんどいない、部活があったり、余暇の時間があったり、集中力の問題があったり。
中田は、長時間勉強をするのではなく、短時間質の高い勉強をした、まさに量より質である。
集中力が高まる時間帯として、オススメなのが午前3時から6時の間。
21時から3時まで6時間睡眠をしっかりとり、そこから勉強する。
その時間帯がオススメな理由は、人間は本来朝起きて夜寝るという習慣がついているから、体や頭が徐々にさえてくる。
さらに、その時間帯は誘惑が少ない。
21時以降はゴールデンタイムであり、面白いテレビ番組もたくさん放送されている。
さらに、皆が起きている時間なので、電話やメールが来てしまうことも。
しかし午前3時から6時の間は、基本的に皆寝ている時間のため、誘惑は少ない。
現在はスマホやyoutubeなどの誘惑があるが、そこはぐっと我慢する。
カンニングペーパーを作る
実際にテストでのカンニングを推奨しているわけではない。
むしろ、カンニングは絶対にいけないことなので、絶対にやってはいけない。
しかし、カンニングペーパーを作るという行為・作成過程は、とても意味のあるものである。
まず、カンニングペーパーはバレないように、小さな紙にぎっしり書き詰めるため、大事な部分や要点をしっかりと抑えることができる。
頭にある知識を整理することができるため、この行為自体は暗記や学習に効果的である。
そして、テスト直前に見直し、カンニングペーパーを持っていると疑われないためにも、テスト直前に見直したら破いて捨てる。
リフレッシュする時間を作る
このリフレッシュをいうのは、遊ぶ時間を作る、休憩時間を作るわけではない。
数学の勉強をずっとやっていると、やはり飽きてしまう。
こんなとき、違う科目の勉強をするということで、リフレッシュをはかれる。
この、科目を変えて勉強することを、中田流には「味変え」と名付けている。
日本史は登場人物をアイドルだと思う
宇治原は歴史の勉強をするとき、物語・ストーリーにして覚えるという方法をとっていた。
宇治原の勉強方法に似ているが、中田は歴史上の登場人物を「推しメン」とした。
この推しメンを覚えることで、人間関係が近いところから、自然に覚えていくことができる。
確かに、自分の好きなアイドルや漫画のキャラクターを覚えることは、苦ではない。
同期アイドルメンバー・その背後にある登場人物の背景なども、自分から調べたくなる。
さらに、歴史上人物を現代人と置き換えるという方法もとっている。
人物の性格や行動を理解して、有名人と結びつけて覚えると、勉強することも楽しく感じる。
電子辞書を使わない
今は、インターネットですぐに情報が手に入る。
しかし、中田は勉強するときは必ず紙の辞書を使った。
スマホ検索やgoogleも使わなかった。
中田の学生時代から、電子辞書はあったが、基本的には紙の辞書で調べた。
例えば、英単語を調べるとき、紙の辞書に印をつける。
そして、何度も調べた単語は印がついている。
5回目の印がついた時点でノートに書き出す。
このように書き出しを行ったノートで、自動的に苦手単語集ができる。
体を動かしながら覚える
この方法も、宇治原と同じである。
体を動かしながら覚えることで、脳が活性化され、体で覚えることができる。
簡単な方法としては、歩きながら音読をした。
さらに、音読にジェスチャーを加え、動きと内容を紐付ける。
この方法なら、すぐにでも実行できそうだ。
アウトプットする
勉強したこと、頭の中にインプットしたとしても、アウトプットしなければ忘れてしまう。
せっかく英会話をマスターしても、英語を話さなくなってしまうと忘れてしまうと言っている人もいる。
アウトプット=勉強を教える、ことができてこそ理解できたと言える。
中田のアウトプット方法は、一人でもできる。
それは、自分で問題を作ったり、先生になりきったりして、録音しながら自分に対して教えた。
難しい問題よりも、実は簡単な問題ほど教えにくいということが分かり、学習の多様化にも繋がってくる。